青森の八戸に行った。
青森市や弘前市、津軽半島は行ったことあるんだけど、東側の南部地方は初めて。
朝飯を我慢し、八戸に着き、早速向かったのは八食センター。ここはやばかった!
市場で買った食材を、その場で七輪村で食べられる。
ホタテ!!
イカ!!
ホッケ焼きも、
ウニイクラ丼も、ハマチの刺身も、なんなら焼き鳥も、卵焼きも、リンゴのソフトクリームも、もうものすごく食べちゃった。どれも旨い。八戸訪れたらのマストスポットとは聞いてはいたが、、、これほどとは!もう食のディズニーランドだ。
そのまま八甲田山のロープウェイへ。観光客はほとんどいない。
真冬は針葉樹林に氷雪がこびりついてできる樹氷(モンスター)がすごいらしいが、まだ無く。でも落葉した広葉樹のダケカンバの霧氷が美しい。
霧氷って歌ありましたよね?ってロープウェイのガイドの女性に言ったところ、
「知りません。でもさっき登って行ったお客さん(年配の方)が「♪むひょう〜」って口ずさんでて、何の歌だろう?って思ってました」と。
自分のおっさん化を思い知る。。。
麓は曇っていたけれど、ロープウェイで雲のうえに来ると、お陽さまが現れた。神々しい!
そのまま蔦温泉へ。大正時代からある建物らしい。
温泉の湯が、すごく気持ちよかった。清々しくくっきりしていて、身体の中までその清々しさがすーっと染み込んでくる感じ。そしていつまでも身体が温かい。こんな気持ちいいお湯は久しぶりだ。
木造造りの天井もすごく高くて、靄と薄暗さで、天井がどこまでもつづいていて終わりが漆黒で見えない。そんな湯船に静かにゆっくり浸かっていると、それだけでトリップしてしまう。。。のぼせたわけじゃ無くね。
20代の頃は、よく秘湯巡りをしていたんだけど、ここ10年くらいは、なんか飽きていた。というのも、どんなに気持ち良くても、所詮は湯に浸かってるだけじゃんか、って気持ちが増えてきていて、温泉はよく行くんだけど、そりゃ入れば気持ちいいんだけど、心から浸かっていたいとは思えなくなっていた。
それが、この蔦温泉の清純なお湯に浸かっていたら、心からまだ浸かっていたいと、身体の奥から言ってくるのだ。身体性を取り戻したお湯だ。
翌朝、蔦沼へ。紅葉がすごく綺麗で有名だけど、紅葉はもう散っている。でもこの冬の白い樹肌とオレンジ色の落葉とモスグリーンの湖面も、すごく美しい。きっと夏も春も美しいのだろう。
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