ささいなささやかなことを書こうと思う。

ささいなささやかなことを書こうと思う。

昨年フリーになって、自分のこのHPを始めた。フリーだから仕事の玄関を作らないと、仕事がやって来ないから。会社辞めた経験の先輩であるコルクの佐渡島庸平さんにも会社辞める前にアドバイスされた。

「どこに問い合わせるといいか?それがわかりやすいと仕事が訪れますよ!」と。

確かに僕らも番組のキャスティング作業してて、問い合わせ先がわからないと結構困ったりする。


つまり、自分が提供するモノは、他人が提供してくれると自分が助かるモノを思い出して提供すればいいわけだ。まさに「あったらいいながある!」ってことですね、何かのCMみたいですが。


1年半くらいたって、おかげさまで常時のぞきに来てくれる方もだんだん増えてますし、時たまドバーッと来て、少々面食らったりもしています。仕事の問い合わせもいただいております、ほんとありがとうございます。


僕のHPの主な機能は3つ。

ひとつは、トークライブだったり、出演番組だったり、自分がプロデュースした作品の放送予定だったりの【告知】。

ふたつめは、自分が見た映画や読んだ本、行った旅や演劇やライブの感想などを書いている【感想】。

そしてみっつめは、自分が今思ってることを書く【考え】。


僕の中ではこのみっつめの【考え】が、結構重要だったりする。

普段ツイッターでつぶやいたことをまとめて一文にしたりして、それを【My Point of View】として載せていた。それが時たま結構読まれて、なかには炎上したりもするけど、それが普段キングコング西野さんと飲んでる時に感じたことだったり、トークライブで考えたことのまとめだったり、逆にそこからライブやラジオで話すことにつながったり、自分がプロデュースする際のアイデアの原石になったり、連載記事の元ネタになったり、さらにその記事を読んだ編集者の方から依頼が来て、書籍になったりしているからだ。

そうなんだけど、このHP作った際に【My Point of View】などとかっこつけちゃったから、いざ書く段になると、なんか大仰なことを書かなきゃダメな気分になってくるのだ。人は見出しに引っ張られるってやつですね。


でも、そんな大仰なことばっか考えてるわけでは無いし、むしろほんの【ささいなささやかなこと】ばっか、もう小さい小さいくだらないことを、僕は普段日常で考えてます。

なので、その【ささいなささやかなこと】を書いてみようと思った次第です。


じゃ、【My Point of View】はどうするか?これは見出しをちょっとだけ軽くして、【僕はこう考えている】にしてみました。これも、これがいいかわからないので、すぐ変えちゃうかもだけど。

でもこの【僕はこう考えている】をなぜそれでも書こうかと思っているかというと別な理由があって、ツイッターとかで何気なく僕がつぶやいたことが、ときたまRTとか大量にされると、中には厳しい意見や反論が来たりして、でもそういう意見とか反論というのは決まって

「そう、それは僕も以前思ったことなんですよ!」

とか、

「その意見はかつて書いたんだけどな。。。」

とか多いわけです。でもその意見や反論してくれた方は常に僕のつぶやきを読んでいるわけではないから、まあ、それは知らなくて当然ですよね。

でもその都度、いちいち再意見や再反論するのもあほらしいので、そういう意見や反論には、

「ここを読んでください、ここで以前書きましたから」

って勧めてみようと思ったからなのです。

でもそれもめんどーかな。でも言われっぱなしだと、なんかモヤモヤするんだよね。

まあ、やってみよう。


てことで【僕はこう考えてる】と【ささいなささやかなこと】それぞれ別な気分で書いてみようと思う。

この【ささいなささやかなこと】も、何かにつながったらおもしろいな、とか思ってます。

角田陽一郎 Kakuta Yoichiro Official Site [DIVERSE]

バラエティプロデューサー/文化資源学研究者(東大D2)/ 著書:小説『AP』『仕事人生あんちょこ辞典』『最速で身につく世界史/日本史』『天才になる方法』『読書をプロデュース』『人生が変わるすごい地理』『出世のススメ』『運の技術』『究極の人間関係分析学カテゴライズド』他/映画「げんげ」監督/水道橋博士のメルマ旬報/週プレ連載中/メルマガDIVERSE

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