「人間はできの悪い人工知能なのか?」:cakes連載第10回

AI研究者で、ファイナルファンタジー開発者の三宅陽一郎さんと食事。
いやー、おもしろい!メタメタおもしろい!
僕がいろいろ考えてるコンテンツアイディア(僕はアイディアは沢山持ってるのだが、技術者ではないので実現化をどうやれば良いのか?未確定なものが多いのだけど)を相談すると、技術的にスラスラと解決法のヒントをくれる。今後三宅さんとカタチにしようと思う。

期せずして今日更新されたcakesの原稿は、三宅さんからお聞ききした人工知能の限界=フレーム問題について、僕が思ったことを書いてます。このフレーム問題、かなりおもしろいと思うのでぜひ読んでみてください。(公開から3日間は無料でなので、ぜひ!!)

なので、三宅さんとフレーム問題の話も沢山する。
cakesの記事に付け足せる三宅さんから聞いた話で言えば、
フレームの中で人が仕事をするとき必要なモノ、それはマニュアルだったりする。
実際、人工知能を走らせるコードを書くことと、人がアルバイトでマニュアル通りに接客することは、ほとんど同義だったりする。俗にマニュアル人間と呼ばれるのが、できの悪い人工知能だったりすることと同義だ。

そして三宅さんから、またまたかなりおもしろいヒントをもらう。↓

人間の脳は90%くらい無駄な活動をしているらしい。つまり脳が扱う情報の90%はノイズらしいのだ。ちなみに例えば腕の神経を通る情報は100%有効な情報であるらしい。
つまり脳のほとんどが遊んでる。これをAIで再現しようとすると、、、あまりに非効率で、採算が取れないため、むしろどれだけ一直線に解にたどり着くかを求めて作るらしいのだ。つまりAIは人間でいうと“腕”なのだそうだ。
つまりAIに意識を持たせるためには、(腕に意識が無いように)、、、脳のようにほとんどがノイズの情報を作れるか?にかかってるというのだ。

三宅さんは、期せずしてそれを“脳のバラエティ”と呼んだ。つまり僕がバラエティ=多様性をどう産み出すか?があらゆることの鍵であると思っててバラエティプロデューサーをやってることと、、人間の意識の成り立ちは重なった話であるということなのだ。

脳の90%がノイズ。それが生み出す複雑さ(バラエティ)。
その脳の複雑さは、ある脳科学者によると、僕らを取り巻く世界の環境の複雑さ(バラエティ)と一緒らしい。

つまり複雑な世界で、同等の複雑な脳を持つ人間は、だからそれゆえ、意識を宿してるとも言えるのだ。




角田陽一郎/Kakuta Yoichiro DIVERSE

バラエティプロデューサー/Variety Producer 著書『13の未来地図フレームなき時代の羅針盤』 『「好きなことだけやって生きていく」という提案』『最速で身につく世界史』『成功の神はネガティブな狩人に降臨する-バラエティ的企画術』『究極の人間関係分析学カテゴライズド』/映画「げんげ」監督/ 水道橋博士のメルマ旬報連載中/渋谷のラジオ金曜朝10時[渋谷で角田陽一郎と]/MX オトナに!

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