司馬遼太郎の『街道をゆく』シリーズの13巻目『壱岐・対馬の道』読了。
もうだいぶ前から、このシリーズをちびちび読んでる。このちびちび読んでるのが楽しくて、なかなか進まないんだけど。
今回は壱岐と対馬。どちらもまだ訪れたことがない。行ってみたい。
尊敬する司馬遼太郎先生。
『竜馬がゆく』『関ヶ原』『項羽と劉邦』いろんな作品がおもしろいけど、僕はこの『街道をゆく』をすごく、リスペクトしてる。
いろんな場所を訪れ、街道を進みながら、司馬さんがその地域や出会った人のことを歴史を通して語るのだが、それはそれこそ縄文時代から中世、近代、現代まで、各時代の歴史を司馬さんの総知識を駆使して紐解きながら、まさに縦横無尽に語るのだ。
つまり、一般の歴史書は、時間軸を縦軸として各地域の歴史を横軸で横断的に語るけど、この本は、毎回その地域を動かずに、時間的な縦軸移動で語る書物なのだ。そしてその縦軸は、幕末だったり、戦国時代だったり、昭和だったりと、その都度司馬さんの脳内の発想で繋がって綴られる。つまりこの本の横軸は、まさに司馬遼太郎の脳内地理なのだ。
地理的な歴史ガイド、この発想はすごくおもしろいし、勉強になる。
僕が『最速で身につく世界史』を書こうと思ったのも、すごく影響を受けている。
そしてこの、『街道をゆく』は1996年に司馬さんがお亡くなりになってしまって、43冊で終わってる。つまり20世紀で終わってしまったのだ。
僕はこれの21世紀版をやりたいな。
テレビの紀行番組としてはじめてもいいし、情報AI革命進行中の21世紀と、各地域の歴史を繋げるような企画。
タイトルは一応考えてある。
『街道をゆきたい』
司馬遷に遼かに及ばないという意味のペンネーム“司馬遼太郎”の『街道をゆく』には到底及ばないけど、せめて及びたいという意味で、『街道をゆきたい』。
歴史と現代を繋げる、地理的な歴史ガイド。
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