演出を考える人、考えない人

ここ数年いろんな職種の人と仕事してみて気づいたのだけど、仕事の中で演出ということを考えたことがある人と、無い人では、会議の進め方が違う。時間の使い方も違う。何が無駄で何が有益なのかの考え方も違う。決定の基準も違う。そして考えたことのない人は効率と予算でしか物事を決められない。
なので、演出という概念を、もっとビジネスにも教育にも導入した方がいいんじゃないかなーとさえ想ってしまう。
じゃないと商品とかサービスとかコンテンツとかコミュニケーションとか経済活動とか、そして人間自体にも、魅力というか色気がなくなってしまって退屈な世の中になってしまう気がする。

角田陽一郎 Kakuta Yoichiro Official Site [DIVERSE]

バラエティプロデューサー/文化資源学研究者(東大D2)/ 著書:小説『AP』『仕事人生あんちょこ辞典』『最速で身につく世界史/日本史』『天才になる方法』『読書をプロデュース』『人生が変わるすごい地理』『出世のススメ』『運の技術』『究極の人間関係分析学カテゴライズド』他/映画「げんげ」監督/水道橋博士のメルマ旬報/週プレ連載中/メルマガDIVERSE

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