1/22:ICUC知的好奇心向上委員会144「スラムダンクとマン・レイ:過去と未来を捨て去って、今が、はじまる。」

例えば来週のことを考えてると、いつの間にか今週が終わってる。この調子できっと今月も今年も人生も終わってしまうのだ。予定とか計画とか目標とかが、時間を加速されるのかも。

ならば、未来を考えないって生き方も、もうこの際ありだ。今まで散々考えて来たから。

スラムダンクTHE FIRST SLAM DUNK、ようやく観てきた。素晴らしいとは聴いていたけど、素晴らしかった。ぼろぼろ泣いてしまった。

でもなかなか観なかったのは、正直あまり観たくなかったのだ(なんでだろ?)

感動するの号泣するの、わかってるからかな。

連載中も毎週ジャンプで読んでたし漫画全巻持ってるし、読むと感動するし泣いちゃうし、でもなんか好きじゃ無いんだ。

で、なんで好きじゃ無いのか考えてみた。

もし同級生として僕が湘北高校にいたら、きっと自分なんかと仲良くなれない人ばかりなのだ登場人物たちは。不良だったりスポーツ優秀者だし、華やかな人たちだし。そしてきっとインター杯にバスケ部が行ってもぼくは応援にも行かなくて、その活躍を喜ぶというより、あー、そんなことこの休み中にあったのねって感じで側で観ていたと思う(本当は気になってるのにね)。

あるいは劇中で描かれてるその他大勢の中でウジウジしてたと想う(本当は勝利を喜んでるのにね)。

井上雄彦さんが描く作品世界があまりに凄いから、そんな学生時代の自分の劣等感が憶い出されて、まさに努力と友情と勝利のスラムダンクを観たく無いのだと思う。

あとはあまり年齢も変わらない井上雄彦さんの才能に(20代の頃から、どこかで)嫉妬してるんだと想う。なんていうかそんな熱情と勢いを、そのままに漫画で映画で観客に見せられてしまうあまりの才能の凄さに。

なんてことを書かずにはおれないほど、すごい作品なんだろうな。黙ってたらいいのにね。

最終日にマン・レイ展。素晴らしかった!!来てよかった!!

写真を楽しみ、油画をたのしみ、語呂遊びを楽しみ、(女も男も)人間を楽しみ、シュールレアリスムを楽しむ。彼の生き方、最高!見倣おう!


角田陽一郎 Kakuta Yoichiro Official Site [DIVERSE]

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バラエティプロデューサー/文化資源学研究者(東大D2)/ 著書:小説『AP』『仕事人生あんちょこ辞典』『最速で身につく世界史/日本史』『天才になる方法』『読書をプロデュース』『人生が変わるすごい地理』『出世のススメ』『運の技術』『究極の人間関係分析学カテゴライズド』他/映画「げんげ」監督/水道橋博士のメルマ旬報/週プレ連載中/メルマガDIVERSE

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