結局、やる気

性格のよし悪しって「他人に対しての行動がその他人にどう見られるか?」だから、
実は個人の特性って以上にインタラクティブなものだ。

お互い好意を感じれば性格はよく映るし、敵意を抱くと性格が悪く映る。
どんなに悪い性格でも好きな人のは許せるし、どんなにいい性格でも嫌いな人のだと許せない。

人間関係のインタラクティブを活発にするのは、結局“やる気”だと思う。
自分にやる気が無ければ相手は好意をなかなか抱かないし、相手にやる気が無ければ自分がどんなに頑張っても相手は動かない。

つまり少なくとも相手のやる気を削ぐ言動をすることは、結果マイナスしかお互いに生まないのだ。

僕は自分のやる気が無くなるのが嫌なので、それ以上に相手のやる気を無くすのが嫌だ。
お互いやる気が無くなると、何も生み出せなくなるから。

何かを生み出すためにはやる気が必要なのだ。
自分のやる気が無くなると相手のやる気も起こせなくなる。
相手のやる気が無いのを見ると自分のやる気も起きなくなる。

だから僕が思う『性格の悪い人』って、『やる気が無い人』のことだと思う。

角田陽一郎 Kakuta Yoichiro Official Site [DIVERSE]

バラエティプロデューサー/文化資源学研究者(東大D2)/ 著書:小説『AP』『仕事人生あんちょこ辞典』『最速で身につく世界史/日本史』『天才になる方法』『読書をプロデュース』『人生が変わるすごい地理』『出世のススメ』『運の技術』『究極の人間関係分析学カテゴライズド』他/映画「げんげ」監督/水道橋博士のメルマ旬報/週プレ連載中/メルマガDIVERSE

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