パクりパクられ

今元気のいいA局の人が、元気の無いB局がよくパクるって言ってたと聞いたのだけど、その元気のいいA局が昔元気が無い時には、B局のことよくパクってんだけどな笑。それはC局もD局もE局も同じ穴の狢で、結局テレビなんていつの時代もパクるパクられるの世界なのだ、悪い意味でというよりいい意味で。

「今のメディアは過去のメディアを内包する」というマクルーハンの言葉じゃないけれど、低俗も高尚も“なんでもあり”“なんでもパクる”がテレビのメディアとしての真の価値だったりする。そのテレビをネットが内包したことで、テレビがどこに向かうのかテレビ自身がわからなくなっちゃったんだろうな。

今手がけているネットの新企画動画。
1回目がまもなくアップされるけど、来月からどんどん収録される予定の2回目、3回目、4回目の出演ゲストが半端ない。
キャスティングしてると実感するけど、確実にテレビとネットのメディア価値の差が無くなってきて、というかむしろある方面ではもう逆転現象も起きている。

でも一方でテレビ出身の自分としては、天邪鬼だからか、ならテレビでやるべきことは何か?なーんてつい考えてみたりもするのだけれど。
角田陽一郎 Kakuta Yoichiro Official Site [DIVERSE]

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バラエティプロデューサー/文化資源学研究者(東大D2)/ 著書:小説『AP』『仕事人生あんちょこ辞典』『最速で身につく世界史/日本史』『天才になる方法』『読書をプロデュース』『人生が変わるすごい地理』『出世のススメ』『運の技術』『究極の人間関係分析学カテゴライズド』他/映画「げんげ」監督/水道橋博士のメルマ旬報/週プレ連載中/メルマガDIVERSE

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