■Cm■「幻想矛盾」
ボクは若い頃から南フランスに住むことが夢だった。でもそれが幻想だったんだってことに最近気づかされた。
あのカラフルな街並み、きらびやかな陽光、地中海の海の青さ、そんなものに憧れていたのかもしれない。一方で、大学時代の専攻は西洋史で、卒論は“フランス革命とナポレオン”だったボクはフランス革命の歴史的なおもしろさと、人類のために様々な思想やシステムを生み出して来たフランス文化に、さまざまな天才が生まれたアートの潮流に、憧憬と共感を抱いていたんだと思う。でもそれも所詮、幻想だったんだって、最近気づいたのだ。
なぜ心境が変化したのか?なぜこのボクの長年の想いが所詮は幻想だったんだって気づいたのか?
まず、どこから話そう。そうだ、そもそもボクはヨーロッパに住むことが、長年の夢だったのだ。
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