文章を書く前に書く文章

明日〆切の文章が2つある。正確にいえば3つあったのだけど、1つはなんとか先日書き終わった。なのでこの2つをやらなければいけないのだが、どーにも書く気がしない。というか書けない。つまり文章には、書ける文章と書けない文章があるのだ。

で、この違いは正直ボクにはよくわからない。とにかく難点が多くて書けない文章というのは(論文とか)あるにはあるんだけど、今回はそれとは違う。どちらかといえば、気軽にサクっと書いてくださいよ!的な発注でもあるからだ。

ならば気軽にサクッと書けばいーんだけど、でもなーんか書けないのだ。

これは何故なんだろう?

あえて言語化すれば、文章というのは、多かれ少なかれそれを読む他者に自分の考えを表明するという行為であり、その行為がなんとなく今の気分ではやりたくないのかもしれない。

こーいう考えありますよね!

世間ではこーだけど、ボクはこー思います!

なんなら、今のこの世間の考え方、間違ってませんか!

的なオピニオンというか、メッセージとか、なーんか書きたくない気分なのだ。

ボクがこー思っている。

とか、

この世間のこの考え方は、なんか好きくないな。

とかは、まあ、ある(誰でもあるとは思いますが)。

でも、それをなんていうか他者に伝えたくないのですよ、なんとなく。ボクごときの考えなどを、それもわざわざ。

というか、なんかそんな言説が世間に溢れていて、もうお腹いっぱいというか、食傷気味なのに、それでもまだこの豊満感いっぱいの自分が言うのか、言わなきゃいけないのか、なんて気持ちなんだと思う。

まあ、でもそれ書かないと、それこそ実際のおマンマ食いだねになるわけだし。そもそもそのおマンマのもとをボクなんかにくださってるのには感謝しかない。

なので、そんな感謝の気持ちを込めて書かにゃならんのですが、そんなこともわかった上で、なーんか書けないのですよ、もう。

はー、どうしたものか、と朝から想い、少なくともここ数日Macを開けることすら嫌だったのに、なんとか今朝はMacを開けてみた。

で、今この他愛もない文章を、なんとかまあ書いているのであります。



角田陽一郎 Kakuta Yoichiro Official Site [DIVERSE]

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バラエティプロデューサー/文化資源学研究者(東大D2)/ 著書:小説『AP』『仕事人生あんちょこ辞典』『最速で身につく世界史/日本史』『天才になる方法』『読書をプロデュース』『人生が変わるすごい地理』『出世のススメ』『運の技術』『究極の人間関係分析学カテゴライズド』他/映画「げんげ」監督/水道橋博士のメルマ旬報/週プレ連載中/メルマガDIVERSE

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