『牡牛座 レーニンの肖像』(2001) by アレクサンドル・ソクーロフ

昨日までだったので、渋谷ユーロスペースに見に行ってきました、アレクサンドル・ソクーロフ監督の『牡牛座 レーニンの肖像』。


一昨年ヒロヒトの『太陽』見て、おもしろかったのですごく興味あり見たかったのです!

よかったです。


が、やっぱり『太陽』は、イッセー尾形の演技が、見どころで、それが、僕には、レーニンも、スターリンも、顔は似てたけど、細かいキャラはよく分からんから、やっぱりその辺は差し引かなきゃならないのですが。

でも、てことは、逆に、『太陽』は、、、ロシアで、世界で、そこ差し引かれて、評価されてるわけだから、すごいんだろな! アレクサンドル・ソクーロフ監督!

 で、思ったことは2つ。

1つは、こういう類の映画って、いわゆるコメディーか、悲劇か、見てるほうもよく解らんから、いや、この映画の場合は、そこが単純に割り切れないから、傑作であるのは、あえて、置いといて、もっと単純にステレオタイプに分けたとしてだけど、見てる途中まで、解らないわけですよ、観客が、どういうリアクションしていいか?

特にロシア語だし。

だから、ちょっとおもしろいことが起こっても、これはレーニンの晩年の悲劇だから、きっと悲しいから、笑わんぞor笑わないほうがいいみたい、みたいな空気になるわけです、場内が。

こんな体験したことありません?みなさん。

僕は、結構あります、職業柄か。

「ここは、笑っといてあげようよ」みたいな、ね!

「そうすると、後の悲劇もっと悲しくなるじゃんか」

みたいな気持ちなんですけど、僕の見方がうがってるのかな?

でも、ぱっと今出てこないけど、そう感じた映画結構あります!

2つ目は、これは実は『太陽』見て思ったことなんですけど、こういう風に描けば、世界のロコな(例えばその国だけで有名な偉人とか)有名人や歴史上の人物でも、作品になるんだなあってことです!

うーん、うまく言えないけど、伝わるかな?

僕は、ずーっと、例えば、ティムールとか、ホーチミンとか、映画化するとおもしろいんじゃないかとか思ってて。

例えば、それは『アレキサンダー』とか『ナポレオン』とかは、映画化して、自然に英語しゃべってても気にならないけど、特に、アジア系だと、違和感あるかなあとか思ってたのですが。

別に何語でもいいじゃんか

そんなことを超える作品性があればと、アレクサンドル・ソクーロフ監督の作品見て再認識されたわけです!

日本人でも、その人の生涯の波瀾万丈さが世界に通用するような偉人は、たくさんいるわけでして、そういう人の映画も出来るし。

逆に言えばロシア人の監督が日本の天皇を監督できたように、日本人が、ベトナム人や、あっ、ティムールは何人だ?(笑)

モンゴル人か?トルコ系?

まあ、そんな、ティムール人(笑)の生涯を映画化してもいいんだと思ったわけで。

いつか作ってみたいな、そんな映画。

角田陽一郎/Kakuta Yoichiro DIVERSE

バラエティプロデューサー/Variety Producer 著書『13の未来地図フレームなき時代の羅針盤』 『「好きなことだけやって生きていく」という提案』『最速で身につく世界史』『成功の神はネガティブな狩人に降臨する-バラエティ的企画術』『究極の人間関係分析学カテゴライズド』/映画「げんげ」監督/ 水道橋博士のメルマ旬報連載中/渋谷のラジオ金曜朝10時[渋谷で角田陽一郎と]/MX オトナに!

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