『生の短さについて 他二篇』byセネカ

力を超えた重荷は、必然的に担い手を押し潰してしまう。さらに、重要というよりは多産とも言うべきもので、次から次へと用事を運んでくる仕事がある。種々のこうした仕事も避けなければならないし、また、そこから自由に撤退することが許されないような仕事にも近寄るべきではない。手をつけるべきは、終えることができるか、少なくとも終えられると期待できる仕事であり、忌避すべきは、活動が思った以上に広範に及び、意図したところでは終わらない仕事である。

セネカ『心の平静について』6章 p.92


紀元1世紀、2000年も前にすでに、セネカ先生に今の気持ちを指摘されているという。。。

角田陽一郎 Kakuta Yoichiro Official Site [DIVERSE]

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バラエティプロデューサー/文化資源学研究者(東大D2)/ 著書:小説『AP』『仕事人生あんちょこ辞典』『最速で身につく世界史/日本史』『天才になる方法』『読書をプロデュース』『人生が変わるすごい地理』『出世のススメ』『運の技術』『究極の人間関係分析学カテゴライズド』他/映画「げんげ」監督/水道橋博士のメルマ旬報/週プレ連載中/メルマガDIVERSE

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