力を超えた重荷は、必然的に担い手を押し潰してしまう。さらに、重要というよりは多産とも言うべきもので、次から次へと用事を運んでくる仕事がある。種々のこうした仕事も避けなければならないし、また、そこから自由に撤退することが許されないような仕事にも近寄るべきではない。手をつけるべきは、終えることができるか、少なくとも終えられると期待できる仕事であり、忌避すべきは、活動が思った以上に広範に及び、意図したところでは終わらない仕事である。
セネカ『心の平静について』6章 p.92
紀元1世紀、2000年も前にすでに、セネカ先生に今の気持ちを指摘されているという。。。
0コメント