おしぼり

新幹線で大阪に向かっている。乗る前に駅弁を買った、車中で食べようと思って。これは旅の楽しみの一つだ。

で、1つだと足りないと思い(これが太る原因なのだけど)、カツサンドも買ってしまった。ということで、弁当を2つ買ったことになる。というか、だいたいいつも買ってしまう。だから痩せないのだ。
まあ、それは置いといて、なので袋の中にはお弁当とカツサンドとお茶と、お店の人が入れてくれたおしぼりが2つ。

で、新幹線に乗る。グリーン車だ。ちなみに会社辞めてフリーになってからはグリーン車に乗ることに決めている。それは経費削減というのは、結果的に何の意味もないことをフリーになって知ったからなのですが(それについてはまたどこか別の機会に書きます)、グリーン車に乗ると、おしぼりがもらえる。
で、カツサンドの中にもおしぼりが入っていた。

てことで、目の前には4つのおしぼり。
この4つのおしぼり、どうしたものか?
1つは食べる前に使った。食べ終わってもう1つ使ってもいいんだけど、なんかもったいない気がして、そのまま使ったおしぼりで、また手を拭く。
おしぼり、まだ3つ余っている。
でもお茶とかこぼしたとき(というか僕はよくこぼす)、拭くなら4つじゃ足りない場合もある。てことで、まさかに備えて、そのまま未使用なのを捨てるのも気がひける。
実際なにかをこぼして、おしぼり必要なのに無くて困った経験は何度もあるのだ。

というか、旅先でおしぼりあったらな、って思ったことは何度もある。カバンにはいつもおしぼり常備してたっていいくらいだ。
てことで、この3つのおしぼりカバンに忍ばせて持って帰るか、とか都度思ったりもする。
でも、これって翌日に東京戻る際も同様なことが起こるから、また3つ、合わせて今回の旅だけでおしぼり6つ余ってしまうかもしれない。

今自分のカバンを見たら、すでに過去に忍ばせたおしぼりが、3つ入っていた。

ということで、僕の旅行カバンは、いつもおしぼりまみれなのです。

角田陽一郎 Kakuta Yoichiro Official Site [DIVERSE]

バラエティプロデューサー/文化資源学研究者(東大D2)/ 著書:小説『AP』『仕事人生あんちょこ辞典』『最速で身につく世界史/日本史』『天才になる方法』『読書をプロデュース』『人生が変わるすごい地理』『出世のススメ』『運の技術』『究極の人間関係分析学カテゴライズド』他/映画「げんげ」監督/水道橋博士のメルマ旬報/週プレ連載中/メルマガDIVERSE

0コメント

  • 1000 / 1000