テレビマンの違い

読売テレビの西田二郎さん、フジテレビの下川猛さん、マキタスポーツさんと飲んだ。

フリープロデューサー(でよいのかな?)の田村姉さんプロデュースで。

西田さんとは初対面。
西田さんの哲学は、あらゆるモノゴトの“ズラし”なのだ。
そこから数々のおもしろい番組を(今やテレビ以外の企画も)生み出している。

その“ズラし”とは、本来のパーソナリティの違いでもあるし、関東と関西の違いでもあるし、一緒にやってきたタレントさんの哲学の違いかもしれないし。

それは、フジテレビの下川さんもそう。
考え方の考え方が違う。
「楽しくなければテレビじゃない」の“次”を考えていて、おもしろかった。

つまりテレビに長く携わって来て、すごく共感できる(酸いも甘いも苦いも辛いものの)共通認識の上で、各局ごとで育んできたそれぞれ考え方のスタンスがものすごく違うんだってことが、ものすごくおもしろかった。

マキタさんも、皆さんの話からだいぶインスピレーション受けたようで、頭がグルグル回転してるようだった。
タレントの方々はこういう風に、いろんな各局の違う考え方の人たちと普段接してるんだろうな。

いろんな価値観を知ることって本当に大切だ。
テレビってものなだけで、これほども違うんだから。
あらゆるモノやあらゆるヒトやあらゆる世界には、個人の想像力を超えた、あらゆる価値観があるのだ。
だからきっと、ものすごくおもしろいのだ。

角田陽一郎 Kakuta Yoichiro Official Site [DIVERSE]

バラエティプロデューサー/文化資源学研究者(東大D2)/ 著書:小説『AP』『仕事人生あんちょこ辞典』『最速で身につく世界史/日本史』『天才になる方法』『読書をプロデュース』『人生が変わるすごい地理』『出世のススメ』『運の技術』『究極の人間関係分析学カテゴライズド』他/映画「げんげ」監督/水道橋博士のメルマ旬報/週プレ連載中/メルマガDIVERSE

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