年賀状

年賀状。今年から止めようと思う。

でもこれ、世間で言われているような、「年賀状の無意味さ」とか「手間暇の面倒くささ」という理由ではないのだ。

僕はむしろ年賀状って好きだ。もらえると嬉しいし、親戚とか古い友人とか、SNSで繋がっていない人との連絡は、年賀状だけってのもある。

でも、今年から止めようと思う。

いや、実はもう何年前から、(振り返ってみれば社会人になってから、だいたいそうだ)、自分からは数枚しか書いていない。書いているのは会社の上司という立場への人へ、ほんの数枚。あとは送っていただいた方に返信という形で年が明けてから書いていただけだ。

要するに、かなり儀礼的なやりとりだった。


てことは、会社を辞めたので、まずは”上司”が僕にはいなくなった。なので昨年末は書いたのは0枚だ。

そして、年賀状には当然、”住所”(なんなら”電話番号”も)を乗せてきた。

でも、そうすると年賀状で、個人の居場所を伝えることになる。

個人情報を他人へ伝えることになるのが、嫌なのだ。


ならば、職場の住所を書けばいいんだけど、僕はフリーになったので、職場がない。

なので、知らせる住所がない。


そんなんで、働けるのか?

それが、とりあえず昨年1年は働けた。

で、そのやり方で、当分やってみようと思うので。

角田陽一郎 Kakuta Yoichiro Official Site [DIVERSE]

バラエティプロデューサー/文化資源学研究者(東大D2)/ 著書:小説『AP』『仕事人生あんちょこ辞典』『最速で身につく世界史/日本史』『天才になる方法』『読書をプロデュース』『人生が変わるすごい地理』『出世のススメ』『運の技術』『究極の人間関係分析学カテゴライズド』他/映画「げんげ」監督/水道橋博士のメルマ旬報/週プレ連載中/メルマガDIVERSE

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