人はなぜ他者に辛く厳しく当たるのか?

今日学んだ教訓。

ひどいことを言う人はその人がひどい状況に置かれてるんだ。

厳しいことを言う人はその人が厳しい状態になってるんだ。

つまり自分の精神状態の合わせ鏡がコミュニケーションの際にひとりでに現れる。

内面の辛さはむしろ外側に放射される。

辛くて厳しい時は、内外が同じ様相になる。

辛さと厳しさの合わせ鏡。

それは個人だけじゃなくて組織や社会や国家も言える。

内に外にひどいことをした組織や社会や国家は、内から外からひどい目に合う。

状況が厳しい組織や社会や国家は、内にも外にも厳しく当たる。

つまり他者を心地よくしない限り自分も心地よくはならない。

与えないと与えられない。

コミュニケーションにおけるインタラクティブ性(双方向性)が、どんどん重要になってる。

つまり人をディスることしかできない人は、ディスられるし、辛く当たる人は辛くあたられるし、騙す人は騙される。

サービスされるためにはサービスする必要があるし、何かを与えるから何かが与えられる。

卵が先か鶏が先か。
与えるから与えられるのか。
与えられたから与えるのか。
当然どっちもあるけど、なら他者から与えられるのを待つのではなく、自分から与え始めた方が、少なくともその歯車が動き始める。
その動き始めるきっかけにこそ、むしろ自分がなっちゃった方が結果いろいろ早いのだ。

角田陽一郎 Kakuta Yoichiro Official Site [DIVERSE]

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バラエティプロデューサー/文化資源学研究者(東大D2)/ 著書:小説『AP』『仕事人生あんちょこ辞典』『最速で身につく世界史/日本史』『天才になる方法』『読書をプロデュース』『人生が変わるすごい地理』『出世のススメ』『運の技術』『究極の人間関係分析学カテゴライズド』他/映画「げんげ」監督/水道橋博士のメルマ旬報/週プレ連載中/メルマガDIVERSE

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