勝ち馬に乗る構造

自分はあまり与党が好きでは無いけど、与党を押す人がいて与党が勝って得する人がいる構造はなんとなく理解できる。で、その構造自体にメスを入れることが野党だとなかなかできないことが、与党が勝ち続ける原因なんだけど、それへの対処が民主主義だとなかなか困難なことが民主主義の難しさだと思う。
これ、政治だけでなく、経済でも、組織の中の人事とかでもそう。勝つ人がいて、負ける人がいて、勝ち馬に乗る人がいる。誰もが勝ち側にいたいし、負け側になることは極力避けたいから、勝つ側は勝つ人と勝ち馬に乗る人で構成される。なので負け側はそれを反転させること自体に困難さを孕んでいく。

角田陽一郎 Kakuta Yoichiro Official Site [DIVERSE]

バラエティプロデューサー/文化資源学研究者(東大D2)/ 著書:小説『AP』『仕事人生あんちょこ辞典』『最速で身につく世界史/日本史』『天才になる方法』『読書をプロデュース』『人生が変わるすごい地理』『出世のススメ』『運の技術』『究極の人間関係分析学カテゴライズド』他/映画「げんげ」監督/水道橋博士のメルマ旬報/週プレ連載中/メルマガDIVERSE

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