ダメな自分

最近、どんな想いも言葉にされて発話されたり解説されてしまうことに窮屈さや息苦しさを感じてしまう。ただその人がそう想ったじゃダメなのだろうか。
それへ反論が必要なのだろうか?
それの根拠が必要なのだろうか?
それは同意されなければいけないのだろうか?
ただ好きじゃダメなのだろうか?

なんていうか、ダメなヒト・モノ・コトに、たまらなく愛おしさを感じてしまうのだ。その愛おしさは、むしろダメだからこそ、この世界での存在意義があるのだ。へこたれる自分、わがままな自分、うまくできない自分、それらが過去と現在と未来をどうせ生み出していくわけだから、それらと共存したいのだ。

角田陽一郎 Kakuta Yoichiro Official Site [DIVERSE]

バラエティプロデューサー/文化資源学研究者(東大D2)/ 著書:小説『AP』『仕事人生あんちょこ辞典』『最速で身につく世界史/日本史』『天才になる方法』『読書をプロデュース』『人生が変わるすごい地理』『出世のススメ』『運の技術』『究極の人間関係分析学カテゴライズド』他/映画「げんげ」監督/水道橋博士のメルマ旬報/週プレ連載中/メルマガDIVERSE

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