ライフネット生命保険の会長で多くの世界史の著作で話題の出口治明さんに、お食事に誘っていただいた。
僕が『最速で身につく世界史』を書くきっかけになったのも、出口さんの『仕事に効く教養としての「世界史」』を読んだから。とてもおもしろく、そして勉強になり、こういう出口さんの切り口で、僕もバラエティプロデューサーとして世界史を語ったらどうなるだろうか、とか思ったのが端緒になったのです。
そんな出口さんとは、京大サテライト講座でご挨拶させていただき、その後ライフネット生命のHPでインタビューしていただいた。↓
そんな出口さんと出口さんの知り合いの方も一緒の会食。いろいろ未来の話や仕事の話、歴史の話も交えて、とてもおもしろかった。そして僕が出口さんに当初もっていた印象がより強まった。
それは「清々しさ」
出口さんは、ものすごく誠実なのだ。人生の先輩をつかまえて、僕なんかが言うのもおこがましいですが、すごくその誠実さが、お話の端々に感じられて、とても清々しくて、これぞオトナなんだと実感。
そして、その清々しさが、50歳を超えて、60歳手前で、ネット保険の端緒を切る「ライフネット生命」を起業をしたことの原動力なんだって思いました。
むしろその清々しさがあれば年齢など関係ないというか、躍動感があって、すごくピュアで、お話していても、ものすごく若々しいのです。その若々しい感じが、年齢を超えて、未来を感じるのです。
人の人生にとって、若さというのが、特権の一つだとしたら、その特権の最大の効力は、”清々しさ”だと思うのです。
だとすれば、何歳になっても、清々しさがあれば、それは、若さという能力をもっていることと同義なのです。
そんなことを、書こうと思っていたら、出口さんの前日のブログ↓
なんとライフネット生命が創業10周年の日だったのだ。
その中の文章
《いろいろな方にアドバイスを求めましたが、さわかみ投信の澤上さんの言葉が一番説得力がありました。
「誰も人様の商売を広めてはくれない。自分で発信し続ける他はない。僕がやっているように本を書き辻説法を10年続けてご覧なさい。きっとある程度は認知してもらえるようになるよ」。
澤上さんの言葉を信じて愚直に本を出し講演をやり続けてきた10年でした。》
この清々しい出口さんの誠実な愚直さ、すごく勉強になります。
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