講談社学術文庫の『宇宙誌』読了。
いやあ、おもしろかった!!!日々、お風呂に入りながらちびちび読み進めた。至福の時間だった。
読んでいると、日々の些事なんて、ほんとどうでもいいことばかりだ。
知らなかったこと沢山。
宇宙探索、惑星探索、アポロ計画、米ソの開発競争の歴史もおもしろかったし、水惑星の地球から生命が生まれた地球の歴史は、知らないことばかり、”へー”がいっぱい。
そしてギリシャ時代から、ガリレオ、ニュートン、アインシュタイン、ホーキングに向かう、宇宙論の歴史もおもしろかった。
宇宙を歴史で説明された良書。そもそもは1993年に刊行された本が、2009年に岩波現代文庫で再販され、それが昨年2015年に講談社学術文庫化したという。その間に新たな発見や研究成果もあったであろうに、そのまま再販しても十二分に通用しちゃうのは、これがそれだけ良書の証なのだろう。
帯文より、
「我々はどこから来たのか?
我々とは何か?
我々はどこへ行くのか?
古代ギリシャから現代のホーキングまで
天才たちと200億光年の時空を旅する知的大紀行」
まさにその通りだった。
僕らが生まれるべくして生まれたのは偶然なのか、必然なのか。
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