キンコン西野さんがブログで言っている↓、これほんと、そうだと思う。
「宣伝力を持っちゃっているタレント(アーティスト)に、箱貸しのオラオラ商売は通用しない ということ。 仕事はSNSで受けられますし、 絵はギャラリーじゃなくても売ることができます。 宣伝力が手に入ると、基本的には箱をお借りするメリットがありません。」
ここで出てくる”箱貸し”は、絵のギャラリーについて西野さんがたまたま言及されてますが、、、もっとダメな、これからダメになる、いろんな”箱”がある。
そしてタレントさんじゃない僕らも、一人一人が、多かれ少なかれ自分のタレント(個人の能力)で生きていかなければならない時代が来ている。
それは、今まで僕らを守ってきた様々な”箱”がぶっ壊れてくるから。
そういう意味で、タレントさんという職業は、僕らの未来の生き方を、先回りして実践してくれてるのだ。 こんなありがたい”お手本”ないです!
今まで少なくないタレントさんと直で接してみて思うのは、皆が、かつて僕が所属していたサラリーマンという職業の人間より、すごく真摯に生きているのだ。
それは自分の名前で勝負しているし、自分のタレント性で、世の中を渡っていかなければならないから。周りとのつながり、縁をすごく大事にしている。
でも裏を返せば、そんなタレント性が無い人間は、組織という”箱”の中で、
そんなに真摯にしなくてよいし、
自分の名前で勝負しなくてよいし、
自分のタレント性で世の中を渡っていかなくてもよいし、
周りとのつながり、縁をそんなに大事にしなくてよいし、
って感じでも十分生きてこれたのだと、思う。
なぜなら”箱”がしっかりしていたから。
戦後70年近く、人生の先輩たちが築いてくれた、日本経済の中の様々なビジネスモデル、組織の枠組み=”箱”がものすごくしっかりしていたから。
でもそれは、今崩れてきている。
情報革命が今まさに起こってるから。
「今、業績が悪いのは、景気が悪いから」
未だに経済系のレポート見ると、そんな書き方がされている。
多分、違います。社会のいままでの”箱”が崩れてきているからです。
僕らは、タレントじゃなくても、多かれ少なかれ、自分のタレントで生きていく必要があるのです。
それを体現している、西野さんの行動、見倣わなければ。
ホント西野嫌い、とか言ってる場合じゃない。(別に嫌いでもイイですが(笑))
一人一人に突きつけられた、テーマだと思う。
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