8/19新月:メルマガDIVERSE第54段『死と生と』

角田陽一郎のメルマガDIVERSE vol.54 2020年8月19日New Moon 『死と生と』 

■CM■「父の遺志」inspired by【運の技術】 

今日は獅子座の新月。はじまりの日。 

はじまってないことを、はじめよう。 

はじめられないことも、はじめてみよう。 

はじまりは、何回はじめたっていいのだ。 

この8月17日の誕生日で僕は50歳になりました。 そして今日新月が19日です。新しい半世紀が始まる最初の新月、このメルマガでは毎回僕の 今考えていることや、こんなことをやってみようということを綴っています。 

さて、50歳になるし、今考えていることを今回のメルマガではどう書こう?それこそ、いつ もその場の瞬間のインスピレーションで書いてるのでが、今回に限っていえば、もう半年前 くらいから、新しく始まる次の半世紀を迎えて何を書こう?とずーっと思案していたのでし た。

それは、読者のみなさんへという意味もありますが、それこそ半世紀生きてみて、さて このあと自分はどう生きていこうか?という自分への目標を書こうとおもっていたわけで す。 

そうしたら、闘病していた父が昨晩亡くなりました。 

僕が40代のうちに亡くなるか、という厳しい状況だったのですが、まさに僕の誕生日を待 って翌日旅立ちました。 

流石に、この原稿もそんな別れの夜を迎えた実家で書くのは無理だし、ほとんど寝ずに迎え た朝に書くのはもっと無理だ、今回はメルマガ配信を延期してもらおうと思ったわけです。 

そうしたらさっきまで葬儀屋さんと式の段取りを打ち合わせしていたら、通夜も告別式も、 葬儀場の空きの関係で決めざるを得なかった日取りが全部、僕の仕事のスケジュールを外し てたまたま組み込まれたのです。 

いや、これはたまたまじゃない。

これは父の遺志かもしれない。 

つまり「自分の死を理由にして、仕事をキャンセルとかしてんじゃねーぞ!」 という父の最後の僕への忠告なんだと悟ったわけです。 

なので、葬儀屋さんと打ち合わせが終わって、親族・お世話になった方への連絡をすませ て、今僕はこの原稿を、実家のダイニングテーブルで書いています。 

■DM■「僕の改名」inspired by【出世のススメ】

角田陽一郎 Kakuta Yoichiro Official Site [DIVERSE]

バラエティプロデューサー/文化資源学研究者(東大D2)/ 著書:小説『AP』『仕事人生あんちょこ辞典』『最速で身につく世界史/日本史』『天才になる方法』『読書をプロデュース』『人生が変わるすごい地理』『出世のススメ』『運の技術』『究極の人間関係分析学カテゴライズド』他/映画「げんげ」監督/水道橋博士のメルマ旬報/週プレ連載中/メルマガDIVERSE

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