株式会社「和える」代表・矢島里佳が語る 「日本の伝統は、子どもの精神性を豊かにする」【Be Style】

“~になりたい”――。女性が思う“Be”の部分にフォーカスを当て、さまざまな立場の女性ゲストを招き、仕事や育児、ライフスタイルなどについてクロストークを展開するTBSラジオの新番組「Be Style(ビースタイル)」。  

Nagatacho GRiD[永田町グリッド]にて公開収録された今回の放送は、MCを務める菊池亜希子さんとともに、株式会社「和える」代表取締役の矢島里佳さんが登場。  

日本文化に魅せられたきっかけ、そして、伝統産業がわたしたちにどんな精神性をもたらしてくれるのか、言葉を紡いだ。

株式会社「和える」代表・矢島里佳が語る 「日本の伝統は、子どもの精神性を豊かにする」

 "~になりたい"――。女性が思う"Be"の部分にフォーカスを当て、さまざまな立場の女性ゲストを招き、仕事や育児、ライフスタイルなどについてクロストークを展開するTBSラジオの新番組「Be Style(ビースタイル)」。 Nagatacho GRiD[永田町グリッド]にて公開収録された今回の放送は、MCを務める菊池亜希子さんとともに、株式会社「和える」代表取締役の矢島里佳さんが登場。 日本文化に魅せられたきっかけ、そして、伝統産業がわたしたちにどんな精神性をもたらしてくれるのか、言葉を紡いだ。 「日本の伝統を次世代に伝える、つないでいく仕事がしたかった」 そう語るのは、株式会社「和える」代表取締役の矢島里佳さん。同社は、伝統産業の職人が想いを込めて作ったオリジナル製品を販売・提供するだけでなく、職人さんの技術を実際に体験できるスクールなどを開催する、いま大きな注目を集めている新進気鋭の企業だ。 「中学時代に、部活動で茶道と華道を始めたところ、日本文化の魅力にすっかり魅せられてしまって」と話す矢島さんは、高校3年生のときに、「TVチャンピオン2」(テレビ東京)の『なでしこ礼儀作法王選手権』に出場するや、なんと優勝(!!)を飾るまでに。その後、大学に進学すると、学業の傍らライターとして日本の文化や伝統を伝える活動を始めるようになったという。 「暮らしの中に"日本"を感じる瞬間がどんどん失われているような気がしたのです。例えば、「日本人らしさとは?」といった質問を投げかけると、謙虚、礼儀正しいなど漠然としたイメージは思い浮かぶと思うのですが、それ以上はなかなか出てこない。19歳のときに、日本の文化や伝統を生み出している全国の職人さんたち会いに行くことで、何かヒントが見つかるのではないかと思い、取材を始めました。日本の文化を生み出してくれる人がいるから、日本を感じられるのではないかと」 少し想像してみてほしい。もし、日本から伝統産業の職人さんがいなくなったら、どれだけお金を積んでも、手に入らない日本の暮らしや形があるのかもしれないということを。実際、職人さんたちの平均年齢は65歳前後。決して、"たられば"の話ではない。

TOKYO HEADLINE

角田陽一郎 Kakuta Yoichiro Official Site [DIVERSE]

バラエティプロデューサー/文化資源学研究者(東大D2)/ 著書:小説『AP』『仕事人生あんちょこ辞典』『最速で身につく世界史/日本史』『天才になる方法』『読書をプロデュース』『人生が変わるすごい地理』『出世のススメ』『運の技術』『究極の人間関係分析学カテゴライズド』他/映画「げんげ」監督/水道橋博士のメルマ旬報/週プレ連載中/メルマガDIVERSE

0コメント

  • 1000 / 1000