部下2000人! 国連職員・加藤美和さんに聞いた 「国連って働きやすいのでしょうか?」【Be Style】

“~になりたい”――。女性が思う“Be”の部分にフォーカスを当て、さまざまな立場の女性ゲストを招き、仕事や育児、ライフスタイルなどについてクロストークを展開するTBSラジオの新番組「Be Style(ビースタイル)」。  
部下2000人! 国連職員・加藤美和さんに聞いた 「国連って働きやすいのでしょうか?」

部下2000人! 国連職員・加藤美和さんに聞いた 「国連って働きやすいのでしょうか?」

 "~になりたい"――。女性が思う"Be"の部分にフォーカスを当て、さまざまな立場の女性ゲストを招き、仕事や育児、ライフスタイルなどについてトークを行うTBSラジオの新番組「Be Style(ビースタイル)」。 今回は、1996年から毎年夏に開催されている「国際女性ビジネス会議」からお届けする特別回。同会議は、毎年800~1000人の志高い、さまざまな分野の女性、男性が参加し、第一線で活躍する登壇者の機知に富んだお話を聞くことができるとあって、大きな注目を集めているほど。中には、なんと中学生も参加している(!!)というからビックリ! 番組MCを務める菊池亜希子さんとともに、ゲストに国連職員、国際連合薬物犯罪事務所 (UNODC) 事業局長・加藤美和さんを迎え、クロストークを展開した――。 菊池:そもそもなのですが、国連の中にある国際連合薬物犯罪事務所 (UNODC) は、どういったお仕事をする部署なのでしょう? 加藤:違法薬物や人身売買、サイバー犯罪、腐敗、テロ・暴力的過激化など、グローバル化の負の側面として激増している「犯罪」に対して、どう対応するか考え、人類の平和と持続可能な開発の実現をお手伝いする部署です……って、堅いですよね?(笑) 菊池:いえいえ、逆に国連感があって、「おお!」ってなります(笑)。 加藤:ありがとうございます。犯罪組織は、新しいテクノロジーを使い、どんどん国境を越えて活動を進化させていますが、各国の警察や取り締まり機関の対応はそれぞれ異なりますから、国を越えて連携をするとなるとなかなか難しいところがある。そのため、どう国際的な取り決めを行い、各国がスムーズに連携できるかをサポートしていくというのが、私たちの役割です。 菊池:インタビューなどを拝見すると加藤さんには部下が2000人のいるとお聞きしました。組織の大きさに驚いてしまうのですが、男女比はどれくらいなのでしょうか? 加藤:現在、事務総長を筆頭に、「国連ジェンダーパリティ戦略」推進中で、管理職も含め全てのレベルで職員男女比を50%にすることを目標に取り組んでいるのですが、やはり国連と言えども中間管理職など男性の方が多いです。もちろん女性の比率が多い部署もあるのですが、私たちの部署は、犯 罪、テロ、腐敗といったものと立ち向かう専門性が必要なため……

TOKYO HEADLINE

角田陽一郎 Kakuta Yoichiro Official Site [DIVERSE]

バラエティプロデューサー/文化資源学研究者(東大D2)/ 著書:小説『AP』『仕事人生あんちょこ辞典』『最速で身につく世界史/日本史』『天才になる方法』『読書をプロデュース』『人生が変わるすごい地理』『出世のススメ』『運の技術』『究極の人間関係分析学カテゴライズド』他/映画「げんげ」監督/水道橋博士のメルマ旬報/週プレ連載中/メルマガDIVERSE

0コメント

  • 1000 / 1000