6月10日に、自身の初の文庫が大和書房から発売されます。
2015年に出版して好評を博した『最速で身につく世界史』、今回、文庫化の運びとなりました。その間に、2017年にはアメリカではトランプ現象が起き、2019年には平成から令和になり、2020年にはコロナパンデミックが世界中で蔓延し、2022年にはロシアがウクライナに侵攻し、安倍晋三首相が凶弾に倒れ、2023年にはパレスチナのガザ地区ではイスラエルの侵攻が続いています。そんな世界の出来事に呼応するかのように著者である私も、長年務めたTBSテレビを2016年末で退職し、2017年からフリーのバラエティプロデューサーになり、いろんなコンテンツを作りながらも、2019年には東京大学大学院で文化資源学を学び始め、コロナ禍の中2020年には父が他界し、東京を離れアトリエを持ち、今年2024年4月からは江戸川大学メディアコミュニケーション学部の教授の任にも就きました。歴史とは、過去の遺物などではなく、そして自分と関係ない世界の出来事ではなく、まさに現在の自分たち一人ひとりの人生と連関して積み重なっていく今、その瞬間の連続なのです。
アスコム版は『「24のキーワード」でまるわかり!最速で身につく世界史』です。今回文庫化に際して、25番目の「環境の話」を加筆しました。
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