角田陽一郎のメルマガDIVERSE vol.150 2024年7月6日
『幽冥なこの異世界で、孤独な創り手としての私』
「トンネルを抜けると、そこは異世界」
今日7月6日は新月です。それにしても暑いですね。あまりにも暑くてぼーっとしています。
今この文章を書いているアトリエのある神奈川県の海の町は暑いといっても、都内よりは涼しく、特に4月から教鞭を執っている江戸川大学のある千葉県流山市は、酷暑で有名な埼玉県熊谷市的な内陸的な熱の籠りを発生しやすいらしく、ものすごく蒸します。海の町と流山では、体感気温的に5度くらい違うんじゃないかと思うんですよね。32度と37度というか。でも32度ってもの、僕らが子供の頃に比べれば、どんどん暑くなっているのは間違い無いですね。
ちなみに、僕の自宅は都内にあるので、ただいま東京・千葉・神奈川と3拠点生活だったりします。1週間の配分で言うと、だいたい東京2.5日・千葉2.5日・神奈川2日みたいな感じです。その海の町の2日はだいたい週末になるのですが、例えば金曜の夜遅くに、大学から車で海の町にロングドライブで帰ります。海の町に行くには高速道路の出口を抜けて長いトンネルを潜ります。僕はこのトンネルを現世界と異世界の境界線だと考えていて、その長いトンネルを抜けると、空気も澄み、若干温度も下がり、そして現世界の澱みから抜け出して、異世界にある海の町のアトリエに到着するのです。
「窓の灯り」
「ルックバック」
0コメント