角田陽一郎のメルマガDIVERSE vol.138 2024年1月11日New Moon
『調子に乗ろう』
■CM■「3つの贈り物」
■DM■「悶々の第三段階」
この思考の枷というのは何かというと、僕の中で、歳を重ねるごとにいつの間にか“失うこと”を恐れていることがデフォルトになってしまっていたということでした。
そう感じたのは、例えば10代の思春期の頃や、大学生の頃を思い返してみると、その頃なんて自分にはなん―も無いので、何かをゲットしたくて、地位だったり、お金だったり、恋人だったり、学歴だったり、なんか何でもいいから、そういう自分の欲望を叶えるために、それこそそれを手にいれるために悪戦苦闘して失敗を重ねて悶々としていたんだと思うのです。でも今の僕は、正確に言えば、ちょうど21世紀になって30代になった頃からは、つまり何かをゲットしたくてできない悶々ではなくて、ゲットした何かを失いたくないというか、ゲットした何かではなんかもの足りないといった悶々に変化したんじゃ無いかって気づいたのです。
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