汁有りでも、汁無しでも

いつからか思考がぼんやりしてる。
いつからか嗜好がかわりつつある。
いつからか志向がなくなっている。

ほんの数年前までは歳食っても10代の頃と変わらんなー、人間なんて幾つになっても同じなんだなー、とか思ってたんだけど、いやいや、このところだいぶ変わった気がする、いい意味でも悪い意味でも。

なんていうか、もうなんでもいいんだよね。いいも悪いも無いというか。
達観したともいうし、利己的になったとも言える。
自分のオピニオンを伝えたく無いというか、そんなことはどーでもいいというか。
諦観したともいうし、利他的になったとも言える。

ブレブレなようで、その行ったり来たりする感情の起伏には芯があるとでもいうか。
何か大切なことに気付きかけてるとでもいうか、喪失を築き続けているとでもいうか。

自分が何者でも無いという自覚が芽生えたとでもいうか。
自分の想いこそが世界を創るんだと腹を括ったとでもいうか。

ラーメンは汁有りでも汁無しでもいいというか。

角田陽一郎 Kakuta Yoichiro Official Site [DIVERSE]

バラエティプロデューサー/文化資源学研究者(東大D2)/ 著書:小説『AP』『仕事人生あんちょこ辞典』『最速で身につく世界史/日本史』『天才になる方法』『読書をプロデュース』『人生が変わるすごい地理』『出世のススメ』『運の技術』『究極の人間関係分析学カテゴライズド』他/映画「げんげ」監督/水道橋博士のメルマ旬報/週プレ連載中/メルマガDIVERSE

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