ということで、メルマ旬報廃刊にあたり、僕のこの『テレビの果てはこの目の前に』も、これにて最終回です。
TBS時代の2014年2月から『オトナの!キャスティング日誌』というタイトルで、TBSに辞表を出した2017年7月からは現タイトルで、8年半連載しておりました。
本当に色々な想いがありますが、それを端折って端的に云えば、このメルマ旬報には感謝しかありません。水道橋博士、原カントくん、本当に長い間お疲れ様でした。そして本当に貴重な機会をいただけてありがとうございました。
2019年4月からは、原稿を書くというより、毎日呟いているツイッターやインスタの文章をまとめて一ヶ月の日記のようになりました。別に手を抜いたというわけではなく、むしろメルマ旬報にまとめるから、毎日毎日つぶやこう!という意気込みでつぶやていたので、むしろ毎日の投稿のモチベーションになっていたのは、このメルマ旬報の連載があってこそです。
昨年の2021年の5月からは、さらにそれを発展させてむしろ毎日「おはようございますSNS」として日々日課のように、その日の想い、読んだ書籍の一文、好きな歌の一節などを書いてきました。つまりこの行為が、僕のバラエティプロデューサーとしての、アイデア発想の、プロジェクト立ち上げの、起動の原動力でもあったわけです。
なので、先月8月11日に、突如原カントくんから廃刊の連絡をいただいた時には、思いの外ショックでした。なんか、自分の発想の出発点を失ってしまったみたいで。つまり、この連載を始めなかったら、僕はTBSを辞めなかったかもしれませんし、自分の名前で執筆や出演をしようとは想わなかったかもしれないからです。
だからこそ、想うわけです。水道橋博士と原カントくんにいただいた貴重な機会で、今の角田陽一郎という存在があるのだとしたら、その星座を繋いでいただけたご縁に感謝しながらも、これからも僕は、自分自身で、星座を繋いでいかなければいけないんだということを。
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