「打ちたいところに打つ」

1月10日のNHK『クロ現』の将棋の羽生善治さん×囲碁の井山裕太さんのお話、素晴らしかった。
2人とも果てしなくカッコいい。

井山さんが師匠に教わった言葉「打ちたいところに打ちなさい」
この言葉胸に響く。ずっと考えてる。

(囲碁だけじゃなく)いろんな人生の局面で、なぜ僕らは、打ちたいところに打てないんだろう?

夢を叶えるとか目標を実現するって、環境に自分の意志を投影して実現するのではなく、自分に環境が投影されて実現するのだ。
なぜなら環境を自分の思うようコントロールすることは至難の技で、むしろ周りの環境に自分をメタモルフォーゼさせることの方が容易いから。

いいことも悪いこともどうせだいたい思いがけなく起こる。
ってことは事前に良くも悪くも未来を予想してそれに一喜一憂してるの、実はそんなに意味なかったりする、どうせ予想通りなんかならないのだから。
多分人生ってその瞬間にどう判断するかの瞬間の蓄積なんだな。

打ちたいところに打つ、とはつまりそういうことなんじゃないだろうか?(違うかな?)

角田陽一郎 Kakuta Yoichiro Official Site [DIVERSE]

バラエティプロデューサー/文化資源学研究者(東大D2)/ 著書:小説『AP』『仕事人生あんちょこ辞典』『最速で身につく世界史/日本史』『天才になる方法』『読書をプロデュース』『人生が変わるすごい地理』『出世のススメ』『運の技術』『究極の人間関係分析学カテゴライズド』他/映画「げんげ」監督/水道橋博士のメルマ旬報/週プレ連載中/メルマガDIVERSE

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