8/30(水)「テレビさん、お元気ですか?」トークライブ@カフエマメヒコ宇田川店

ラジオマメヒコの秋の新番組です。
『テレビさん、お元気ですか?』
テレビが大好きで、カフエを始めてしまったマメヒコの井川さんと、
テレビが大好きすぎて、テレビ局を辞めてしまった角田陽一郎さんが、
カフエ マメヒコで、テレビはこれからどうなっていくのかを話します。
▼出演:
テレビプロデューサー/角田陽一郎
カフエ マメヒコ 店主/井川啓央
▼日時:8/30(水)
    19:30-21:30
▼場所:カフエ マメヒコ宇田川町店
    渋谷区宇田川町 37-11
    セブンイレブン下

「テレビさん、お元気ですか?」初の公開収録、参加者募集。

テレビ局に勤めていた角田陽一郎さんと、マメヒコをやっているボクとで2年近く、 マメヒコのラジオを通して色々なことをしゃべりました。 途中、角田さんはテレビ局をお辞めになり、 いまはフリーランスのプロデューサー、 本の執筆と、忙しく活動されてはおります。 マメヒコのラジオなので、だれも聞いてません。 だからでしょう、マスメディア慣れしている角田さんも、 マメヒコだからとすっかり油断し、ラジオでは色々まずいこともしゃべってしまっていました。 テレビへの強い想い、かわいさ余って憎さ百倍。 カフエ店主というなんの利害関係もないボクに対し赤裸々に語ってくれたエピソードの数々は、 ボクにとっても新鮮だったし、時になんとも歯がゆいこともあったり、 2年近く角田さんとお付き合いして、 ボクのほうが忘れていたテレビへの情熱に、ポッと火がついてしまったのでした。 ちょっとボクの話をします。 ボクは1973年生まれです。団塊の世代ジュニアと呼ばれる一定の世代のなかで、 もっとも子供たちの数の多い学年にあたります。 小学校に入学するときも、中学に入学するときも、 「あの数が多い学年の子供たちが入学しました」と、ニュースにさえなりました。 ボクはテレビっ子でした。いやあの頃の子供たちは、みんなテレビっ子だったはずです。 いまなんかと比べようもないくらい、みんなテレビに夢中になり、 そして、テレビが好きでした。 ボクもその一人で、「いつかテレビの中で仕事したい」と本気で思っていたので、 大人になって迷わずテレビの世界に入りました。 先日、ある本を読んでいた時、ふと、テレビについてこんなことが書かれていた、深くうなずきました。 いわく。 戦後の日本は、復興目覚ましく、労働者はみな田舎の農村を捨て、都会に出てきたんだと。 いわく。 都会の家はみな狭く、テレビは茶の間の中心に置くほかなかった。 郊外のベッドタウンは、文字通り寝るための街で、娯楽、ましてやカルチャーなどとは程遠く、 ゆえに家族は、ひたすらテレビを見るほかなかったと。 家族みんな、テレビを通じ、時のニュースを知り、流行りの音楽を聞き、 世界のカルチャー、世間の道徳を知り、またそのことを話したんだと。 テレビがそれほどまでに影響力を持ちえたのは、 戦後の一過性の偶然によるものであったのだと。

カフエ マメヒコ Cafe Mame-Hico

角田陽一郎 Kakuta Yoichiro Official Site [DIVERSE]

バラエティプロデューサー/文化資源学研究者(東大D2)/ 著書:小説『AP』『仕事人生あんちょこ辞典』『最速で身につく世界史/日本史』『天才になる方法』『読書をプロデュース』『人生が変わるすごい地理』『出世のススメ』『運の技術』『究極の人間関係分析学カテゴライズド』他/映画「げんげ」監督/水道橋博士のメルマ旬報/週プレ連載中/メルマガDIVERSE

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