成功しないタレントの7つの共通点:cakes連載第11回

cakes連載 『世界はすべてバラエティになる』

ところで7つあげましたが、みなさんが思う、8つ目のポイント教えてください!!



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タレントになろうとする人はみんな「すごくおもしろい」 

僕はテレビプロデューサーとして、番組作りに長く携わってきたので、著名なタレントの方々、つまり芸能人や俳優、文化人、アーティストの方々とたくさんお仕事をさせていただいてきました。 

そんな方々と仕事して改めて感じるのは、“タレントとは才能”だっていう本来の意味です。芸能界に入ってくるぐらいだから、どんな落ち目の人も人気のない人も、実際にあったり話を聞くと、みんな一芸あるというか、多種多様なタレント力=才能にあふれた人ばかりなのです。 

例えば番組の収録前に打ち合わせしていて、あまり話を聞いてないように思えるタレントさんでも、収録が始まると、僕らの演出意図を勝手に汲み取って、むしろ僕らの想像以上におもしろくしてしまったりします。 

 以前知り合いの構成作家さんが言っていました。 

「新しい芸人さんが登場すると、すぐ世間ではおもしろい! つまらない!と感想言うけど、特につまらない!って言われがちな方だって、学校で一番おもしろいレベルの人だからな。その人たちが集まって芸能界に入って、さらに街で一番おもしろいレベルの人がテレビによく出てたりするから、みんな圧倒的におもしろい人たちなんだよ」 

 僕も本当にそう思います。 

特に滑り芸を“売り”にしている方は、つまらないと思われがちですが、むしろそれを“売り”にできるくらい計算しているし、そしてそれを計られないくらい天然に見せられる才能があるから、滑り芸を“売り”にできるのです。

角田陽一郎 Kakuta Yoichiro Official Site [DIVERSE]

バラエティプロデューサー/文化資源学研究者(東大D2)/ 著書:小説『AP』『仕事人生あんちょこ辞典』『最速で身につく世界史/日本史』『天才になる方法』『読書をプロデュース』『人生が変わるすごい地理』『出世のススメ』『運の技術』『究極の人間関係分析学カテゴライズド』他/映画「げんげ」監督/水道橋博士のメルマ旬報/週プレ連載中/メルマガDIVERSE

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