共謀罪と情報革命の未来:水道橋博士のメルマ旬報る組vol.123

『テレビの果てはこの目の前に』/角田陽一郎

第12回“共謀罪と情報革命の未来” 


先日6月15日にいわゆる“共謀罪”が可決されました。 

いろんな議論があり、その可決の凶暴なやり方も、その法律の真意も、かなり問題をはらんでいると思うのですが、そしてそれは確実にこれからの僕らの歴史に多大な影響を与える転換点だと思うのですが、その是非は置いといて、今日はその日から僕の頭から離れないことを書こうと思います。

 

ところでみなさんはSNSを普段どう使っていますか? 

Twitter、Facebook、Instagram、LINE、広義で言えばネット状のコミュニケーションサービスだけでなく、ブログや2チャンネル等の電子掲示板、またはSHOWROOM等のストリーミングサービスをはじめ、普段何気なく使っているEメールだって、ネット空間上のコミュニケーションツールが全てソーシャルネットワークサービスだと言えます。 

みなさんは例えば、Twitterやブログのアカウントを記名でやっていますか?

それとも無記名ですか? 

言い方を変えれば、 実際の社会的存在の現実の自分とネット上の自分を一致させて活動していますか?いませんか? という質問です。 

いわゆる有名人であるタレントのみなさんは記名でやっている方と全然やっていない方もいますよね。 

そしてTwitter等でしばし問題になるのはいわゆる匿名アカウントからの誹謗中傷です。


先日編集者でコルクの代表の佐渡島庸平さんと対談した時に、彼が言っていました。 

「ネット空間上では企業より個人の方が信頼度(クレジット)が上である」 

これはどういうことでしょうか? 

みなさんも普段ネットを使うときのことを思い返してみたらわかることですが、何かブログやTwitterでおすすめしているモノコトで、あ、いいな!自分も買ってみたい!自分もやってみたい!って思うのは、自分が信頼している個人の方のオススメ(リコメンド)の方が多くありませんか? 

むしろ企業のページのオススメだと広告だと思ってあまり信用しません。 

例えば、人気ドラマの公式Twitterアカウントの発表より、そのドラマのプロデューサーの個人アカウントの方でつぶやいている情報の方がワクワクしませんか? 

つまりネット上では、企業という公式性の担保より、自分の考え方を表明している人やある一定以上の個人情報を公開している人の方がクレジットが高いのです。 

 一方で現実社会はどうでしょうか?


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著者:編集長/著者:水道橋博士価格:500円/月 (税込)発行:月3回(毎月10日/20日/30日)発行最新発行日:2017年6月20日 メルマガ購読を申し込む定期購読 500円/月額(税込)※ログインもしくは新規入会が必要です 6か月分一括購入を申し込むVプリカ利用3,000円芸人・水道橋博士が「編集長」に就任し、本人自ら、過去メルマガ史上に無い過剰な規模と熱量で配信中です。本人の毎回3万字を越える日記『博士の異常な日常』、岡村靖幸との対談『博士が愛した靖幸』以外にも、40人規模にもわたる豪華執筆陣(どんどん増殖中)が徒然なるまま絶賛連載中ー。とにかく目指すのは『大人のコロコロコミック』、『子どもの文藝春秋』超大ボリューム。津田大介さんより「日本最大メルマガ」のお墨付き!空前絶後のスケールでお届けします。文量から考えるに、普通にテキストメールで読むのはたぶん無理!スマートフォンの方向けに電子書籍感覚で簡単に読めるePub版を毎号、用意しておりますので、スマホの方には激しくePub版での購読を推奨します。編集担当:原カントくん(@harakantokukett)・新規定期購読をお申し込み時には、過去の最新号がもれなく配信されます!・バックナンバー販売もあります。1号あたり250円。(paypal払いのみ)▼超簡単にePub形式で読む方法(動画)▼ePub版を読む方法(図解)こちらCopyright(C) 博報堂ケトル/博報堂 All Rights Reserved

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角田陽一郎 Kakuta Yoichiro Official Site [DIVERSE]

バラエティプロデューサー/文化資源学研究者(東大D2)/ 著書:小説『AP』『仕事人生あんちょこ辞典』『最速で身につく世界史/日本史』『天才になる方法』『読書をプロデュース』『人生が変わるすごい地理』『出世のススメ』『運の技術』『究極の人間関係分析学カテゴライズド』他/映画「げんげ」監督/水道橋博士のメルマ旬報/週プレ連載中/メルマガDIVERSE

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