君の発見は世界の常識だ

 君の発見は世界の常識だ

無人島で何年も独学で研究して貴方にとって前代未聞の発見をしたとしても、それは例えば掛け算だったりする。

掛け算を独自で発見した貴方は天才だとは思うが、そんなに意味のない行為だと思う。


つまりそれが僕が本を読む、映画を見る、音楽を聴く、テレビを見る、人と会う、理由です。 

「最近テレビ見てないです、つまらないから」

とか言うんだけども、なぜ見てないのにつまらないってわかるんだろう。 

せめて

「最近テレビ見たけど、つまらないです」

と言ってくれたなら(自分的には)納得する。 


自分で先に情報を遮断することを優越感で語る人はどんな優越感なんだろう? 

その人が天才ならそれでよいけど。(ちなみに僕の話は、僕らほとんど天才じゃない人に向けて書いています、なので自分が天才だって人には当てはまりません。) 


例えばビジネスの話をしてて

「こういう世代は××、こういう年収だと××、都会は○○だけど地方では××」

的な言い草でマーケティング的な上段からの分析する人多いんだけど、詳しく聴くとかなり根拠が薄弱だったりする。むしろ、

「自分の知り合いは××な人がいる」

って一次情報の方が信憑性高い。 

だってバラエティやドラマのキャスティングする時、広くマーケティングなんて取ってない。 

むしろ関係者や関係者の知人や家族や友人の感想もとにほとんど決めてると思う。 

だって色々忖度したわけわからん代理店的分析より、自分の想いや、近くの人の率直な感想の方が、よっぽど時代を映しているから。


結局、全てのコンテンツは、自分がインプットしたあらゆる情報を自分の脳内で窯変してアウトプットする行為だと思う。 

そのアウトプットは小説だったり映像だったり音楽だったりビジネスだったり人様々。 

なのでほんの一部の天才を除いて、僕らは何かを直接インプットしなければ、何も生み出せないんだと思う。


「君の発見は世界の常識だ」

先日、あるミュージシャンが、ライブ中に言っていたのです。

僕は日々発見したい。自分で何かを見つけてドキドキしたい。

で、それを自分の頭の中で醸造して、作品を生み出したい。

そんなとき、その僕が生み出した作品が凡庸だったら、なんか凹む。

なので、いろいろバラエティにインプットして、いろいろバラエティに脳内でぐるぐるしながら、いろいろバラエティにアウトプットしたいのです。

というか、そうしないと何も生み出せないから。


ある書籍の会議で質問された。

「角田さんにとって幸せってなんですか?」

うーん、なんだろ?

いろいろ知りたい。

いろいろやってみたい。

いろいろ生み出したい。

結局そこかな。

それは、知的好奇心、とかいうと定型的で青臭く聞こえるけど。

結局、僕にとって

幸せとは、知的好奇心を満たす

ことなのかと思う。

角田陽一郎/Kakuta Yoichiro DIVERSE

バラエティプロデューサー/Variety Producer 著書『13の未来地図フレームなき時代の羅針盤』 『「好きなことだけやって生きていく」という提案』『最速で身につく世界史』『成功の神はネガティブな狩人に降臨する-バラエティ的企画術』『究極の人間関係分析学カテゴライズド』/映画「げんげ」監督/ 水道橋博士のメルマ旬報連載中/渋谷のラジオ金曜朝10時[渋谷で角田陽一郎と]/MX オトナに!

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