ノスタルジーや過去や記憶の美化ではなく、サブスクですぐ聴きたい曲が聴けるのより、発売日前日とかにレコードショップ行って早買いしたり、学校帰りに寄って新譜をまめにチェックしたり、レンタル借りてきてテープやMDにダビングしてた経験の方が、絶対絶対芳醇な音楽経験だったと思うのだけれど。
その街の文化の独自性って本屋やレコード屋が、独自の衣料品店や雑貨屋が、そして独自の飲食店とで形作っていた。
それがチェーン店の拡散でお店の独自性が薄まり街が画一化し、ネットの台頭で次々閉店し、さらにコロナで飲食店も減る。
街の文化体験の希薄化。
どうやって街を愛すればいいのだろう?
いろんな業種で合従連衡の話って、自社の事業規模の拡大化と効率の話ばっかりだけど、山手線ゲームができない業種は結果その業界自体が衰退していくと思う。だって色々選べないとつまらないし、飽きるし、退屈だから。自分の会社だけ考えて業界を潰す。木を見て森を見ず。多様性が無いモノは滅びる。
個々を個々が楽しむ、ってことをそろそろ本気で考えないと、仕事の効率化と画一化と拡大化で、結果、どんどん生活が衰退に向かっていく気がする。
0コメント