角田陽一郎が選ぶ2020年ベストアルバム@only in dreams


アジカンのgotch主催レーベルonly in dreamsの2020年ベストアルバム。 わたくしバラエティプロデューサーの角田陽一郎も10作品選びました!! ぜひご覧&お聴きください! 

この2020年は、コロナ禍だったり、親族が亡くなったり、ボクの中でさまざまな変化のきっかけになった年だった。 

最近、何かがわかりかけてきてる気がする。

その何かとは、何かのだいたいはだいたいよくわからないということ。いいも悪いも正しいも間違いも好きも嫌いもない。

というかいいも悪いも正しいも間違いも好きも嫌いも流転する。

その瞬間にそう思ったってことでしかないみたいだ、よくわからないけども。 むしろいいって感覚を覚えると何でもいいってことになる感覚。とても不思議な感覚。

その瞬間の稚拙さも不快さも悲しさも、それが存在してるということ自体がむしろ自分の存在証明なわけで。

自分の存在が消えればその瞬間の稚拙さも不快さも悲しさも消えてなくなるわけで。

その想い自体が生きてる自分。 

とすると、いいものだけを選びたくないとでもいうか。いいことだけをしたくないとでもいうか。

流転する想いの中で、ぶれていくあやふやな自分の中で、不確かで不透明な時代の中で、いつか消えてしまう自分が、その瞬間に出会ったものだけが真実とでもいうか。

角田陽一郎 Kakuta Yoichiro Official Site [DIVERSE]

バラエティプロデューサー/文化資源学研究者(東大D2)/ 著書:小説『AP』『仕事人生あんちょこ辞典』『最速で身につく世界史/日本史』『天才になる方法』『読書をプロデュース』『人生が変わるすごい地理』『出世のススメ』『運の技術』『究極の人間関係分析学カテゴライズド』他/映画「げんげ」監督/水道橋博士のメルマ旬報/週プレ連載中/メルマガDIVERSE

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